自分語り

 というわけで、忙しかったのが少し余裕ができたので、先送りにしていたことを少しずつ書いていこうと思います。

スローブログ宣言!
鈴木 芳樹著
技術評論社 (2005.7)
通常2-3日以内に発送します。
 「ブログとは何か」あるいは「それはブログ登場以前のさまざまな種類の個人サイトとどう違うのか」という問題は、わかったようでわからない。「いまさら人に聞けないけどどういうことなんだろう」と思いながらもごまかしていたことが色々あったのですが、その辺のモヤモヤについてこの本を読んでかなりスッキリしました。鈴木さんは「1996年4月という比較的はやい時期から個人サイトを開設」していた、ということです。私はいつだったかな、と思ったのですがはっきりと覚えてはいません。最初は「申酉丑寅」というタイトルでした。「申酉」はサルトルのことで(当時まだそれほど鳥好きではなかった)丑というのは、当時初めて買ったパソコンが牛柄模様で有名なゲートウェイ2000だったから。寅はタイガース。
 そういえば、当時私にHTMLの書き方の基本の基本を(「ね?簡単でしょ?」という感じで)教えてくれたのはT君という院生(彼は当時WEB日記をすでに毎日更新していた)でした。私がゲートウェイを買ったのもすでに牛使い(ゲートウェイユーザーのことそう言った)だった彼の影響でした。T君、今どうしているのでしょうか? で、まったく不定期な雑記のようなものを書き始めた日付ははっきりしていて、1997年の3月19日です。ここhttp://www.geocities.co.jp/CollegeLife/6142/essay/hajime.htmlに乗せてますが、当時の第一回の雑記を再録します。

1997.3.19. はじめました
 結局日記のようなものを載せることにしました。というのも、こんなページでも、ひょっとすると、万が一、時々見に来る人がいるかもしれないわけで、そうすると、ごくたまーにしか更新しないのは失礼だと思ったからです。これは、自分自身のことを考えても、いつ見ても更新してないページはつまらないと思うし、よく見に行くページというのは結局日記のようなものがあって更新を小出しにしているものだからです。
 最初からこう言うのもなんですが、もちろん、内容がない日記になると思います。というか、そもそもこういうホームページそのものが無意味だ、という声があることは重々承知しております。たとえば、「EYE-COM」誌4月1日号で、神足裕司氏はこう書いています。

 私は個人のホームページにまったく関心をもたない。先日、電子メールで全人類が平等になる日などという愚かしい番組をNHKがこしらえていたが、妄想もはなはだしい。
 落書き帳の連続を覗いてなにが楽しいのだ。もっと言えば、どこそこのネット会議だのチャットだのには参加したこともない。
 それらは単なるヒマ人の集まりだからだ。(13ページ)

 確かにそのとおりで、ヒマ人と言われると返す言葉もありません。神足氏のこのコラムは、全体としては、素人がお手軽に文章を垂れ流す手段としてコンピューターネットワークを利用することに対して、物書きのプロとして苦言を呈する、という感じになっているのですが、ただ、ではプロたちが作っている週刊誌やテレビの内容がみな「落書き帳」以上のレベルのものであるかは疑問ですが。
 私自身は、ヒマ人の落書き帳でも面白いものは面白いし、つい読んでしまいます。何か意味があるとは思いませんが、少なくとも「ヒマつぶし」の役には立つのだから、それでいいのではないでしょうか。神足氏が批判しているチェーンメールのような、読むことを強制するようなものは迷惑でしかないですが、私のは、「ヒマな人は読んでね」という仕方でしか存在を主張しませんので、無内容ですが許して下さい。つまらなかったら即刻別のページに行ってください。

 「EYE-COM」、なつかしいですね。同誌に載っていた特集に影響を受けて、マック化カスタマイズを始めたんですよね。で、神足裕司氏、さすがに今はこんなことは言わないとは思うのですが、当時は本当にそういう雰囲気でしたね(今でも実はそう思っている人も結構いるとは思いますが)。なんか、隔世の感があります。もう8年も前だもんなあ。いやだなあ。ついこのあいだのような気がするんだけど。
 で、最初は某大学のサーバーに置いていたこのサイト、後にジオシティーに移行して、途中から「himanism(ヒマニズム)」という名前にしました。ほんとは「himagine(ヒマジン)」にしようと思っていたのですが、すでにそういうサイトがあったのでやめにした。
 1999年からは一時ジオシティーズの日記ツールを使ってブラウザから日記を更新していました。http://www.geocities.co.jp/CollegeLife/6142/diary1.html 更新方法はブログ的で便利でしたが、デザインも融通が利かず、不満で、その後またhtml手書きに変わりました。と言ってもWZエディターのhtml編集機能(とても優れもので今でも使っています)の力が大きいですが。
 2001年の6月ごろからたぶんCSSを使うようになりました。
 2002年の1月から3月ぐらいは一時更新を停止していました。で、同年4月ごろからトップページに日記を書くようにしていました。こんな感じ。
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife/6142/0204.html
他のサイトをまねしたのだと思いますが、今思えばちょっとブログっぽいかも。でもそれも数ヶ月間でやめてしまい、日記は再びトップと別ページになりました。
 2003年は、デザインも固定して結構たんたんと更新していました。で、アクセス解析で、時々「はてなアンテナ」という変なところから来る人がたまにいるのに気が付き、なるほど、これは便利だ、と理解して登録したのが2004年の3月。さらに6月から日記を「はてなダイアリー」に移行、結局それがメインに、というわけです。
 というわけで思わず思いっきり「自分語り」してしまいました。過去の日記はどこになにがあるのかわけがわからない状態なのですが、これを機会に自分のためにちょっとまとめておきます。

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