30年前

 大貫妙子のサンシャワーが良かったという話 id:sarutora:20040618#p3 を某大学ジャズ研OBのドラマーKパラ氏にしたところ、その時代のそれ系の音楽でおすすめのCDというのを教えてくれました。で、先日さっそくネットですべて購入しました。Kパラ君おすすめCDは、次の3枚です。


●「IT'S A POPPIN'TIME」山下達郎(1978) ASIN:B00005HZRO 



●「FLAPPER」吉田美奈子(1976) FLAPPER 



●「黒船」サディスティック・ミカ・バンド(1974)黒船



 で、聴いてみた感想は……びっくりしました。なんなんだろう、この人たちは。かっこよすぎます……って、知っている人にとっては、何をいまさら、な感想なのでしょうが。
 坂本龍一、村上ポンタ、このころの方が有名になってからよりもかっこいいんではないか……吉田美奈子、うますぎ……なんて感想についてはこれまた今更でしょうし、きりがないのでやめます。それにしても、私は、上記のアルバムが発売された74〜78年には9歳から13歳。これらをリアルタイムで聴いていたということもありえなくはない年齢なのですが……私の場合は、こうした音楽からとても遠いところにいましたね。その後、高中正義は「フュージョン・ギタリストとして一世を風靡(「黒船」ライナーより)」したわけですが、その辺は知ってます。でも、ちっともいいと思いませんでした。それから、YMOの一世風靡も(一世風靡セピアも)もちろんリアルタイムで知っています。が、こちらも……正直言って、熱中する友人達を横目に見ながら、どこがいいのだろう、と思っていました。というわけで、わりと最近になって、いまさらながらにこの辺の人たちの底力を知って驚嘆している次第なのであります(「風街ろまん」を聴いてびっくりしたのが1997年、それでももう7年前か……)。