ビックス・バイダーベック

 某FMをながらで聴いていたところ、ジャズ・クラリネット奏者谷口英二氏の「クラクラ・クラリネット」という番組がはじまり(たまに聴いているのですが)何気なく聴いていたところ、今回はビックス・バイダーベックBix Beiderbecke)の特集でした。ビックス・バイダーベックは、1920年代に活躍したコルネット奏者です。といいつつ私、名前を聞いたことがある、というくらいでほとんど聴いたことなかったのですが……。番組ではまず、彼の曲を現代の奏者が演奏した「Private Astronomy: A Vision of the Music of Bix Be(Geoff Muldaur's Futuristic Ensemble)」というアルバムを紹介していました。これが、実にかっこいいので、びっくりしました。ラベルやドビュッシーの影響があきらかですが、とにかくすごくモダン。その後本人の演奏も流れたのですが、やはり超かっこいい。これは、認識を改めねばならぬようです。というわけでとりあえず「Private Astronomy」を注文しました。