バードウォッチャーウォッチング

 昨日、まったくいなくなった、と言いましたが、それは大げさでした。今日見たら、カルガモマガモ、あわせて20羽ぐらいいました。

 ということは、いなくなったのはオナガガモコガモ、そしてトモエ(´Д⊂、あわせて15羽ぐらい、ということですね。そんなけいればいいじゃないか、と自分でも思うのですが、一年中見られる留鳥カルガモは、もう見飽きてしまって、全然ときめきがないんですよ。ヒドイ人間ですね、私。
 で、今日は下流の大栗川の方まで自転車で行ってみたのですが、実は、大栗川と多摩川が合流する地点は、バードウォッチングに適している場所なのか、休日はバードウォッチャーたちがよく集まっています。だいたい60歳以上という感じで、みなさんカメラマンベストにキャップといった、似たような格好をなさっています。そしてもちろん、三脚に、高価な光学機器の数々。最近は、フィールドスコープにデジカメを接続した、デジスコというのが主流なようです。みなお仲間のようで、「お、飛んだ!」などと歓声を上げたりしています。というわけで、彼らがいると、スコープももなく、デジカメ*1しかもっていないなんちゃってバードウォッチャーである私は、なんかはずかしくて、双眼鏡も、あわててカバンにしまったりするのです。ま、彼らに匹敵するすごいのを持っていたら、それはそれで注目されちゃうから恥ずかしいんですけど。とにかく、そのエリアを通る時は、「一人で公園に遊びに行ったら知らない子供達がいっぱいいた」という子供のときの感覚を濃厚に思い出します。で、今日も、たくさんの鳥……じゃなくて鳥好き(鳥撮り好き)の方たちが集まっているのを見ることができました。しかし、今日はとりわけすごい鳥……好きの方がいました。写真に撮りたかったのですが、さすがに警戒心が強い……というか周囲に注意を配っていらっしゃるので、そちらにカメラを向けにくい。かなり遠くから、風景を撮っているふりをして一瞬だけカメラを向けて撮りました。それがこれです。

土星でも見るんですか??
 ……ああ、でも私もデジスコやりたいな。

*1:いや、性能は私にとっては充分なんですけどね