靴vsズボン

 今、はてなキーワードサルトル」の、「「サルトル」を含む日記」を何気なく見ていたら、「サルトルウェスタンブーツ」について書かれた日記を発見!むむう?と思ってググってみると、サルトルというおフランスの乗馬靴のブランドがあるらしい。スペルは「SARTORE」らしいので、サルトールという表記でもいいような気もするけど、日本では「サルトル」と呼ばれているらしい(哲学者サルトルのスペルはSARTRE)。おもしろい。てことは、レヴィ=ストロースジーンズにサルトルのブーツ、というこーでぃねいとも、十分あり得る、ってことですね。あはは。(リーバイス=Levi Strauss=レヴィ=ストロースというのは有名だからご存知の方も多いと思いますが*1)ブランドとしては「サルトル」の方がどうやら高級そうです。うふふ。勝った?(笑) レヴィ=ストロースはエコール・ノルマルでサルトルの同窓生ですが、ところで、サルトルは1905年生まれで今年生誕百年で、レヴィ=ストロース1906年生まれで来年生誕百年。で、レヴィ=ストロースさんが亡くなったというニュースは聞いたおぼえがないので、まだご存命?とすると、来年生誕百年を本人に直接祝える可能性があるわけだ。すごいですね。ところで、今年サルトルの生誕百年ということは、今年は、エコール・ノルマル同級生のレイモン・アロン、ポール・ニザンにとっても生誕百年ということです。サルトル生誕百年、日本ではまったく盛り上がっていませんが、それは、アロン生誕百年、ニザン生誕百年も同じですね。ちなみに、レヴィ=ストロースさんは、当然『現代思想冒険者たち』に入っています。愚痴愚痴(笑)

*1:ええとさらに註をつけておきますが、レヴィ=ストロースという人類学者が『野生の思考』という本でサルトルを批判したというのが有名なのです。