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 上に書いたこととちょっと関係あるのですが、今発売中の『情況』(1・2月号)http://situation.main.jp/info.php?article=2に、「合法性が正当性を虐殺するとき」という(すごいタイトル*1の)論文を載せてます。名古屋市白川公園での野宿者強制排除の話、と(例の如く)サルトルの話、を絡めて書いています。サルトルは、選挙における投票という「行為」自体を、人間を隔離化、孤立化し「無力化」するものとして、つまりむしろ「行為」を否定するものとして批判する。では一方でサルトルが肯定的に語る「行為(直接行動)」とか「自発的集団」とかって、何なのか、というような話をして(というかしようとして)います。あと暴力の話もちょっとしてます。

*1:これはサルトルの言葉から取っているのですが