みまもり

 私はもうすぐ市長選の東京都多摩市在住です(関係ないけどヨシダプロ氏はご近所さん)。私の家のすぐ近くにある公園には、市のスピーカーが設置しており、中島義道氏の天敵である例の日本のうるさい放送が時々流れます。毎日流れるのは、夕方4時(夏場は5時だったかな)の、「夕焼け小焼け」のメロディー。といっても、「昔俺が…夕焼けだったころ…弟は小焼けだった」じゃないですよ。て古っ!あとは、選挙の時の「選挙に行きましょう放送」とか。
 ところが、どうも最近、多摩市はこんな放送をするようになったようです。

 こちらは、多摩市役所および多摩中央警察署です。子供たちの下校時刻が近づいてまいりました。保護者と地域のみなさんのみまもりをよろしくおねがいいたします。

 私が気がついたのはごく最近ですが、前はやってなかったような気がする。今日ももう二回も放送している。
 しかし、安心ファシズムぽい内容はもともかく、私が気になるのは「みまもり」という言葉。どうも、教育関係などで、こういう動詞を名詞化した言葉が多いように思うのですが、私の感覚では、実はちょっと気持ち悪いです。いや、いいんですけど。「まなび」とか。看護学生のレポートなどで、よく「よい学びが得られました」などと書いてあるのですが、流行なんでしょうね。