韓国「にまで」行ってすること

で、その番組のつづき。
今度はレポーターは韓国に行って、韓国に氾濫する日本のお菓子のコピー商品についてレポートする。韓国では、「きのこの山」とか「かっぱえびせん」とか、日本のお菓子にパッケージのイラストからキャッチコピーまでそっくりの、いわゆるパチモンが出回っているそうだ。で、まあそれが「ケシカラン!」てことらしいんだな。レポーターは韓国のスーパーに行ってそうした商品を見つけ出し「見てください!そっくりです!」とわめきたてる。さらに、あけてみて味をたしかめるのだが、かならず、本物よりも味は劣る、ということを強調する。「塩味控えめ、と書いてあるそうですが……ふーん、味のほうも、控えめですね。」という得意げなこの人の顔は、ちょっと殺意すら覚えさせるものであった。
スタジオのコメンテーターの発言も、ほぼ、「ケシカラン!ケシカラン!」のみだった。
しかしなあ。アディダスのパチモンのアディオスとかが「氾濫」してたのはどこの国だよ(小学生のころむしろホンモノ着てるやつのほうがめずらしかったような気がするぞ)ていうのはあるが、ていうかそれ以前に、その「きのこの山」の商品名であるところの「チョコレートスナック菓子」の、「チョコレート」とか「スナック」って、何語なんだよ。「カカオ」は日本で採れんのかよ。ていうか、あんたが着てるその「スーツ」とか、「ネクタイ」とか、「パンツ」とか、あんたが持っている「マイク」とか、あんたを映してる「テレビ」とか、どっか一個でも「パクリ商品」じゃないのものってあんのかよ。