『存在と無』文庫化?

まだ筑摩書房のページやamazonなどには載っていないようですが、『存在と無』がちくま学芸文庫から11月9日刊行されるという情報をゲットしました。


セブンアンドワイ - 本 - 存在と無 ? 現象学的存在論の試み 

978-4-480-09106-2
私は先ほどネット上で知りましたが、全然そんな話聞いていなかったのでびっくりしました。
何分冊になるのかわかりませんが、一冊1,874円ということなので、上下あわせると1万5千円ぐらいする人文書院版にくらべると大分リーズナブルになったのではないでしょうか。電車の中で読めるのもいいし。ただ、またも新訳ではないというところが残念といえば残念です。
ドゥルーズだの、デリダだの、フーコーだのの本が、サルトル・チルドレンのくせに先に続々と文庫化されるのはどういうことだ!と本気で思っていたので(笑)まあよかったのではないでしょうか。『存在と無』ぐらい、評価するにせよ批判するにせよ、もっと早く文庫化されていてもよかったように思いますが。
これで

ドゥルーズやっぱすげー!!
デリダ最強!!
フーコーはネ申!!
レヴィナス萌え〜〜!!☆



……え?サルトル?……読んだことないけど、読む価値ないでしょ?

ていう人は、ちょっとは減る……てこともないか(笑)
ついでに、これを機に、現在品切れ増刷予定なしの『図解雑学サルトル』も再刊してほしいです。
公募で送ったりして返ってこなかったりして、私の手元にもう一冊ぐらいしか残っていないので、この間amazonの古本で買おうと思ったところ、8,000円以上の値がついていてびっくりしました。……て買えねーよorz

図解雑学 サルトル (図解雑学シリーズ)

図解雑学 サルトル (図解雑学シリーズ)

今見たら、『存在と無人文書院の新装版は、上下で古本4万円近くの値がついてますね!
存在と無 上巻

存在と無 上巻

存在と無 下巻

存在と無 下巻