公的援助を打ち切られ生命の危機にある難民一家について

詳しくは以上の記事をお読みいただきたいのですが、2009年8月に母国での迫害を逃れて日本に入国したある難民一家についてです。
一家は、2011年1月、東京入管の職員によって暴行を受けた上に、父親が不当に現行犯逮捕されました(20日あまり拘留の後釈放)。
さらに、一家は、2月になって、外務省の下部組織である財団法人、難民事業本部(RHQ)による援助を突然打ち切られた上に、これまで受けてきた支援金全額の返金を要求されました。
RHQによるとその理由は、一家がお母さんの妊娠検診を費目に含む医療機関領収書を提出したためだ、ということです。私にはまったく理不尽な理由にしか思えませんが、日本には、難民条約や様々な国際人権条約により、日本には難民申請者の人権を保障する責任があり、仮にどのような理由があれ、このような援助打ち切りは、許しがたい人権侵害です。一家は現在まったく無収入であり、それぞれ深刻な病気をかかえており、危機的な状況にあるということです。支援が再開されることが当然ですが、「ある難民一家を支える会」は、「一家が公的支援獲得やビザ問題の解決に向けてのたたかいを続けていくための費用として」の緊急のカンパと、外務省人道人権課とRHQに対する支援再開の要請を呼びかけています。私も賛同します。
↓カンパあてさき

振込先
ゆうちょ銀行
口座番号:10270-67335881
口座名義:ナシル モハメド クァドリ


※他銀行からの振り込みの場合
店名:ゼロニイハチ(028)
預金種目:普通預金
口座番号:6733588

※そのほか、ゆうちょ口座への 振り込み方法についての案内→ http://www.jp-bank.japanpost.jp/kojin/tukau/sokin/koza/kj_tk_sk_kz_index.html

連絡先
「ある難民一家を支える会」
0107refugee@gmail.com

↓支援再開要請先

〒100-8919 東京都千代田区霞が関2-2-1
外務省総合外交政策局人権人道課
03-3580-3311 内線3074

〒106-0047 東京都港区南麻布5-1-27
財団法人アジア福祉教育財団 難民事業本部(RHQ)
TEL 03-3449-7011 FAX 03-3449-7016
援助部門フリーダイヤル 0120-925-357