幻の再会

10年以上前、東京都多摩市に住んでいたころ、近くの川に冬になると飛来するカモたちを毎日のように観察していた時期がありました。特に、トモエガモというちょっとめずらしいカモを発見したときは興奮し、このブログやその前身の日記でも何回か書きました。神奈川に引っ越してからは、近くにカモもおらず、カモの観察はほとんどしなくなってしまいましたが、神奈川大和市の公園で久しぶりにカモの観察をしました。
で、これなのですが


これを見たとき、一瞬「トモエガモ?!」と思ってしまいました。しかし……昔よくカモを観察していたころならば絶対しかなった間違いなのですが、これはコガモです(まあ、公園のウェブサイトに乗っている「この公園でみられる鳥」の中にトモエガモがあったということもあるのですが)。しかし、コガモトモエガモを間違えるなんて、たとえてみれば道におちていた1000円札と10000円札を見間違えるようなものです。しかし、コガモ、100円玉や10円玉よりはめずらしいかもしれませんが、500円玉ぐらいかもしれません(コガモごめん)。まあたしかに、似ているといえば似ているのですが、やはり全然違います。ちなみにトモエガモはこんな鳥です(2004年東京都多摩市で撮影)


ネット情報によるとトモエガモは激減しているらしいので、10年前多摩市で観察できたのはやはり貴重な体験だったのかもしれません。
大和市の公園で観察したそのほかの水鳥の写真も紹介します。
ヒドリガモ

後ろにいるメス、ちょうど鳴いているところで、非常にいい表情です。


オオバン


↓バン(まんなかの赤いくちばし。前にいるのはヒドリガモ

カイツブリ


↑潜水から上がったばかりで頭が濡れています

エナガ