Belson液晶テレビDM16-B1用視野角問題改善スタンド工作

うちのテレビはBelson液晶テレビDM16-B1というものです。

Belson LED液晶テレビ 16型 ブラック DM16-B1

Belson LED液晶テレビ 16型 ブラック DM16-B1

「Belson」というブランドですが、メーカーはオリオン電機です。2012年発売です。数年前確か1万円ぐらいで買ったのですが、とにかく安いものを探していて、こういっては何ですが機能は低いです。なんといってもHDMI端子がついておりません。したがって、HDDレコーダーとコンポジットケーブルでつないでいます(いまどきコンポジット出力端子のついているレコーダーもめずらしくなっているようです)。しかし、画質についてはそれほど不満はないです*1。あまりテレビ見ないですし、用途としては、極端な話、レコーダーにちゃんと録画されているか確認できればいい、という感じですので。
ちなみにこの機種には後継機種があり、2014年発売のもの(DM16-B3 ※これ以降はオリオン電機ブランドとなるようです)2015年発売のもの(DMX161-B1)などがあるようです。すべて外観はうちの古いタイプと全く同じですが、2015年発売のものはHDMI端子が(やっと)つきました。
ただ、問題は、このテレビのamazonカスタマーレビューで多くの人が言っているように、視野角が異様に狭い(特に上下方向)、ということです(カスタマーレビューを読むと、この症状は、2014年、2015年発売の後継機種でも変わっていないようです)。少し斜め下から見ると、画面が暗くなる、というかいわゆるソラリゼーションのような状態になる。しかも画面の角度を調整できない。うちではテレビを少し高い位置に置かざるを得ないので、非常に見にくいです。しかたないので、底面の後ろの部分にものをはさんで画面を前に傾けていたのですが、大きく傾けるとバランスを崩してテレビが前に倒れてしまうので、少ししか傾けられない。というわけで、ずっとイライラしていたのですが、簡単な工作をして問題解決しました。
まず、工作前の写真……は撮っていなかったので、こちらのサイトの写真(売り切れてしまった中古品の写真)を見てください。
工作材料は、ホームセンターでたしか300円ぐらいで買った黒い発泡スチロールの板と、黒いビニールテープのみです。発泡スチロール板をこのように切ります。

この3つを黒いビニールテープでくっつけ、本体にも黒ビニールテープで固定しました。以上です。制作時間20分ぐらいでしょうか(あらかじめ段ボールで試作しましたが)。
こんな感じです。

横から見るとどのぐらい傾いているかわかると思います。近くで見ると雑な作りが目立ちますが、遠目にはあまりわからないですし、画面がきれいに見えるようになって非常に満足しております。





*1:きれいに見たいときは、中古で買った液晶プロジェクターでスクリーン(兼ロールカーテン)に映しています。