2005-02-06から1日間の記事一覧

サルトルとサイード

ただ、上の文章を全体的に見ると、もうろくしたサルトルに失望するサイード、としか読めないのですが、「その1」にも書いているように、サイードにとってサルトルは非常に重要な存在だったことも事実です。 わたしの世代にとってはサルトルはつねに二十世紀…

もう、ほんとはみんな好きなんでしょ?

ピピさんのプログで、上村忠夫氏の『歴史的理性の批判のために』が紹介されていました。ちょうど、高橋哲哉氏が、上村忠夫氏の高橋批判に反論した文章が収録されている、『証言のポリティクス』(未来社)を読んだばかりだったので、タイムリーでした(『歴…