妄想竹

 ついでに、何故私はモトカリ派に転向したかという与太話を……。えーとですね、たとえば、スウィングガールズたちが高校を卒業して、大学に進学したとしますね。そうすると、あの中で、いったい誰が「ジャズ研(その大学にあったとして)」に入るだろうか、と考えたわけです。と考えると、主人公の上野さんと、でら似男子は、まず入らないか、入ってもすぐやめるのではないか、と。なんだかんだいって、暗汚いジャズ研(最近は変わってきてますが)などには定着せず、普通の明る楽しいサークルに入りそう(ついでに言うと、大学入ったらあの二人はすぐ別れるね)。では誰が定着しそうか、というと、やはりモトカリさんと、ドラムの子ではないか。モトカリさん、好きなミュージシャンはラズウェル・ラッド*1。「カーティス・フラーってショボイですよね。J・J・ジョンソンはやっぱすごいけど」とか言ってます。「夕べ、ケーサミーノしてたら飲み過ぎてローゲしちゃいました」……て、そんなやつは今のジャズ研でもおらん……。
 峰厚介も当然購入。しこしこコピーします。「1曲目のテーマは、4小節ぶんを、4部音符で『3+4+3+3+3』という風に割ってますね。3曲目は、8部音符で『(5×3)+(3×4)+5』ですよね。」と言っています。20歳若ければ、モトカリさん、ドラムの子、のバンドに入れていただきたい。……すいません、定着しそう、という話ではなく、単なる願望(妄想)でした。あと、トランペットの子もかなり有望ですね。ただ、あの子の場合、ジャズミュージシャンの追っかけになってしまう怖れもありますが……。というか、実際の話、出演者の子たちは、撮影終了後も、ジャズを続けているんでしょうかねえ?そういう人がいたら、その人のファンになりを応援します。なんて。

*1:ラズウェル細木の名前の由来のフリージャズトロンボーン奏者