詭弁は便器に

 米軍ヘリが沖国大に墜落した現場を視察した際、「ヘリの操縦が上手かったから被害が少なかった」と言ったhttp://www.ryukyushimpo.co.jp/cgi-bin/helicrash/index.cgi/news/20041016u01.htm町村外相が、またアホなこと抜かしました。

3日の毎日新聞に3段見出しで おとなしげに載っているこの記事(……)によれば2日の衆院本会議で 町村外務大臣がこういう事を言ってのけたそうな。 イラク大量破壊兵器が 発見されなかった事について問われて・・
「仮にイラク武力行使が行われなかったならば、  今回のような徹底した調査の実施は困難で、  大量破壊兵器疑惑から生ずる  イラクの脅威は現在も続いていたことになる」
米国のイラクへの武力行使についての 後づけの理由付けは色々あるが、 これは世界でも初めての論法だ。 さすがのアメリカもこれは言わないよ。 日本の外務大臣様がアメリカのために、 小泉総理のために編み出した、 とんでもない逆立ちの、へ理屈にもならない詭弁だよ。

 これについては、かつてここ http://www.geocities.co.jp/CollegeLife/6142/0212.html#1221 で書いた魔女狩りの詭弁を思い出します。

 魔女を裸にし、右手の親指を左足の親指に、左手の親指を右足の親指に結びつけた上で、池や川の中に投げ込むのである。もし水中に沈めば無罪の証拠。(ただし、溺死することがしばしばだったという。)もし沈まずに浮かべば、その魔女は、それ以上の証拠の必要なく、有罪を宣告され、溺死はまぬがれる。(が、その後には絞首刑が待っている……。)
魔女狩り』109ページ

 「「容疑者」は溺れちゃったけど、魔女じゃないことがわかってよかったじゃないか。」。
 ちなみにこの人は、文科相当時からかなりアホなこといってます。昔から、私の中で虫酸が好かん政治家ランキング上位キープしてました。

 また、町村氏は今の若者について「昔は(若者を)鍛える儀式があった。滝つぼに飛び込むとか軍隊もあった。今はそういうわけにはいかないが、そのようなものがないまま大人になることの弊害がある」との見解を示した。増加する不登校の問題にも触れ、「(子供の)自己統制力をないがしろにして好き勝手にやらせてきた面がある。学校に行かなくていいと、はき違えた自由が不登校を増やしてきた側面もある」と持論を述べた。