帰ってきた

 というわけで、入院していたiPodの純正付属品*1、やっとかえってきました。でも、よく見たら、あったはずの傷がすっかりなくなってピカピカに……「たぶん私は2人目だと思う」と言っているので、USBケーブルにつないで記憶を注入してやりました。
 で、結局、iPodの使い方としては、シャッフルで聴くというのがほとんどになりました。今400曲ぐらい入っているのですが、このぐらいになると、「なんか、このラジオ局は私の好きな曲ばっかりかけるなあ〜」(当たり前ですが)という感じで、すこぶるいい。専属のDJを雇っているような気になってくる。
 ところで、当然、「スウィングガールズ」のサントラも入れているのですが、このサントラには、実際の映画のセリフの一部が「♪swing talk 1〜4」というトラック名で収録されています。で、トラック15「♪swing talk 3」というのは、どんなセリフかというと(ちょっとネタバレになっちゃうんですが)、まず、音楽祭の司会者が、スウィングガールズはトラブルで会場に来られないので音楽祭はこれで終了、ということを観客に説明しているセリフ、そのセリフにかぶって、ぎりぎりで会場に到着したスウィングガールズたちが「待って下さいやります!」と叫びながら舞台になだれ込む音、そして、上野樹里の「スウィングガールズ……やります!」というセリフが入る、という感じです。CDを普通に聴いている場合は、このセリフは、トラック16の「ムーンライトセレナード」の演奏につながっていくわけですが、いろんなアルバムをごちゃ混ぜにしたシャッフルの場合、このセリフのトラックも他の曲と混ぜられるわけで、おもしろいことになります。今日は、電車乗り換えのため歩いているとき、iPodから「スウィングガールズ……やります!」のセリフが流れ、いったい何をやってくれるのか、とわくわくして待っていたら、チック・コリア・トリオ(ナウヒーの、8トラック目だったかな?)がはじまって、むちゃくちゃ面白かった。あ、あと、トラック21「♪swing talk 4」は、スウィングガールズが声を合わせて「ジャズやるべ!!」と叫ぶセリフなんですが、その後に、アントニオ・カルロス・ジョビンのソ・ダンソ・サンバ*2イリアーヌ・イリアス版)が流れたときも笑った。

*1:id:sarutora:20041104#p1

*2:僕はサンバしか踊らない、という意味