入管被収容者の死亡事件リスト(1993年以降27人、1953年以降では40人)

※他にも、入管が公表していない死亡事件がある可能があります。

このリストについての詳細は以下の記事にまとめました。

入管被収容者の死亡事件まとめ - 猿虎日記

※リンクがあるもののリンク先は、当該事件についての当ブログの記事。

2007-2022(19人)

・2022年11月・東京入管 イタリア人男性(50代) 死因:自殺
・2021年3月・名古屋入管 スリランカ人女性(30代) 死因:衰弱死?
・2020年10月・名古屋入管 インドネシア人男性(40代) 死因:不明
・2019年6月・大村入管センター ナイジェリア人男性(40代) 死因:餓死
・2018年11月・福岡入国管理局 中国人男性(60代)死因:多臓器不全
・2018年4月・東日本入管センター インド人男性(30代) 死因:自殺
・2017年3月・東日本入管センター ベトナム人男性(40代) 死因:くも膜下出血
・2014年11月・東京入管 スリランカ人男性(50代) 死因:急性心筋梗塞
・2014年3月・東日本入管センター カメルーン人男性(40代) 死因:病死
・2014年3月・東日本入管センター イラン人男性(30代) 死因:低酸素性脳症
・2013年10月・東京入管 ミャンマー人男性(50代) 死因:くも膜下出血
・2010年12月・東京入管 フィリピン人女性(50代) 死因:急性心筋梗塞
・2010年4月・東京入管 フィリピン人女性(50代) 死因:不明
・2010年4月・東日本入管センター 韓国人男性(40代) 死因:自殺
・2010年3月・送還中 ガーナ人男性(40代) 死亡の状況:航空機内で拘束されて死亡
・2010年2月・東日本入管センター ブラジル人男性(20代) 死因:自殺
・2009年3月・東京入管 中国人男性(30代) 死因:自殺
・2008年1月・西日本入管センター インド人男性(20代) 死因:自殺
・2007年2月・東京入管 ガーナ人男性(50代) 死因:肺炎
1993-2006年(8人)

・2006年12月・東京入管 ナイジェリア人男性 死因:エイズ
・2005年4月 西日本入国管理センター ベトナム 頭蓋骨骨折
・2003年11月 東日本入国管理センター 不明 肺炎*
・2001年10月・西日本入管センター ベトナム人男性(インドシナ難民)死因:自殺
・1997年8月・東京入管第二庁舎 イラン人男性(20代) 死因:不明(職員による暴行致死の疑い)
・1994年2月 東京入管局 フィリピン 自殺*
・1993年5月 横浜入管局 イラン くも膜下出血
・日付不詳・ベトナム人乳児 死因:誤嚥による窒息死**
1953-1964年(13人)

大村収容所での事件(国籍は朝鮮籍または韓国籍と考えられる)
・1964年6月・大村収容所 死因:自殺***
・1957年11月・大村収容所 死因:自殺***
・1955年11月・大村収容所 死因:障害致死(被収容者間)***
・1955年8月・大村収容所 死因:自殺***
・1955年1月・大村収容所 死因:傷害致死(被収容者間)***
・1954年8月・大村収容所菊池分室 死因:自殺(ハンセン病患者)***
・1953年6月・大村収容所 死因:警官隊による殺害(7名)****

 

参照した資料

*を付したものは、山村淳平『入管解体新書』(現代人文社、2023年)のみに記載されている情報
**を付したものは、全国難民弁護団連絡会議(全難連)のサイトの「入管被収容者の死亡事件」のみに記載されている情報
***を付したものは、『大村収容所の二〇年』(大村収容所関係者作成、1970年)の内容をまとめた、『朝日ジャーナル』「特集・大村収容所の二〇年」(朝日新聞社、1972年3月17日号)からの情報
****を付したものは、姜徹『在⽇朝鮮⼈の⼈権と⽇本の法律』(第三版、雄山閣、2006年=1987年初版)のみに記載されている情報

印がついていないものは、複数の情報源に記載されているが、表記は全難連のリストに依った。