現在実家がある和歌山県におります。今日は、和歌山電鉄貴志川線終点の貴志駅に行ってきました。この駅にはこのような張り紙がはってあります。
これで、ご存知のかたにはお分かりでしょうが、この駅の駅長は、ねこなのです。駅前の売店の飼い猫だったタマが、一年前この無人駅の駅長に就任しました。
貴志川線は元は南海電鉄貴志川線だったのですが、年間5億円もの赤字で、廃線が決定していました。ところが、地元住民の熱心な運動によって、存続されることになりました。新たに和歌山電鐵という会社が設立され、運営は岡山の運輸会社が請け負うということで、2006年4月に再出発となったのですが、まだまだ状況はきびしいようです。
民鉄初、ネコの駅長誕生へ
駅長は三毛猫の「たま」・和歌山電鉄貴志川線貴志駅に猫の駅長が就任
これが、その駅長のタマです。
お正月ということもあるかもしれませんが、駅長の周りは、写真をとったりなでたりしようという人がいっぱいで、つねにかなりの人だかりができていました。ちなみに駅長はお正月は1月3日から出勤、休日は日曜のみ、というなかなかにハードワークです。駅長の報酬は
だそうです。現物支給ということで、時給どのぐらいかはわかりません。福利厚生は充実していると思いますが、このような写真撮影に常時応じなければならず、お触りまである、というのでは、労働条件はかなり悪いといえそうです。
これは、助役のミーコ(一部報道では「みい」)です。タマの母です。
動画もとりました。