ていうかそれ、ウ○コだよ?!

 世論調査では小泉の支持率が上がっているとか。さらには、ネット上でも「小泉萌え」のような意見が散見される。それに対して、反小泉の立場から、郵政民営化問題などについて冷静に分析し議論しようとしているブログもある。そうした作業には頭が下がるし、絶対に必要な作業だと思う。ところが、そうした貴重な作業も、多くの小泉支持者にはなかなかとどかないのではないか、と思うと何とも残念でならないのである*1。というのも、そもそも小泉支持者の多くが重視するのは、小泉の「改革」の姿勢とか、イメージなのであって、彼らは、郵政民営化自体は重要ではないことを自ら認めてしまっているのだから。
 「郵政改革すらできないのであれば、他の行政改革もできない」とか、「難癖ばかりつけて何もしない反小泉派より、少なくとも小泉は何かをしようとしているではないか」とか言って小泉を支持する人々である。
 しかしそもそも、小泉が「改革派」だなんて言うのは、ウ○コがカレーだと言うようなものだ。一番の問題は、強力な消臭剤を振り撒いてウ○コを美味しそうなカレーのように見せかけて全国に垂れ流しているマスコミだと思う(ていうかテレビじゃ臭いは流れないしね)。マスコミはもはや小泉カレーのCM製作会社である。それどころか、カレーと偽ってウ○コの宣伝を垂れ流しているのだから、JAROもびっくりの詐欺商法だ。
 小泉がケツをまくってウ○コ(解散)をすると「ケツのまくり方がかっこいい、男らしい」とか言って、ウ○コのことは何も言わない。
 CMに出演しているタレントは、例えば、公平な顔をして、その実単なる小泉ファン、小泉応援団(小泉萌え族)でしかない御用評論家やキャスターたちなのだが、これは、小泉「カレー」のおいしさを言い立てたり、小泉「カレー」を食べなければ国民が飢えて死んでしまう、と危機を煽っている、ニセ料理評論家だと言ってもいい。ていうか皆さんが国民に勧めているそれ、ウ○コですから。料理じゃないし。
 「改革しないと大変なことになる」(つまり「このままじゃ飢える」)と危機感を煽るが、そもそも一番の問題は、4年間もの間小泉という「カレー味のウ○コ」を食べさせられ続けて、国民がみんな腹をこわし、それどころかばたばたと死んでいるということではないか。小泉自体が危機なのに、その危機の処方箋として小泉を期待するなんて……。
 ウ○コを食べ物を売りつけておいて、それで腹をこわした人に今度は「これを飲めば治る」と効きもしないクスリを売りつけようとしているやつ。それをありがたがっている人々……。

*1:作業をする能力もない私には偉そうなことを言う資格はないのだが