いろいろ

 いろいろなことが起こっています。なんだかノーテンキなことを書いている場合ではない、という気もしてしまうのですが、かといってそれこそしたり顔で事件の「論評」をしたりするのも、それこそノーテンキじゃないか、という気がしないでもない。……なのですが、ノーテンキを自覚しつつ、いくつか、気になった話題を書いてみたいと思います。
 昨日の、大アメリカ合衆国からの義援金、500万円という話ですが、もちろん、T's home橘氏が言うように、金額の多寡が善意を示しているわけではありません。それに当事者ではない私が、義援金に関して怒ったり、逆に感謝したり、という筋合いはそもそもまったくないともいえる。しかし、あの金額は、アメリカと日本との間にある(あえて「国家」という枠組みで見たときの)圧倒的な非対称を象徴しているのは確かだと思います。で、こと中国や北朝鮮のこととなると、些細なことで「失礼だ!」などと騒ぎ立てる「愛国者」の方々が、なぜこうしたことには黙っているのか、と思うわけです。