「品格」

 いくつかコメントをいただいた後でこんなことを書くのは申し訳ないのだが、前回のエントリは、内田樹が若者をあざ笑うのと、何も違わないではないか、と後から思った。つまり、「バカな若者」を「バカなオバサン」に置き換えただけである。まったくもってどうしようもない筆者である。書いている途中も少しそれは考えたのだが、結局書いてしまったのだからいいわけにはならない。最後に「結局自分も何も買わなかった」と自分を落とすところを付け加えたり工夫したつもりだったのだが(姑息なやり方である)どう考えてもこのオバサンをあざ笑うように読めてしまうだろう。