矢でもテポドンでももってこい((c)杉作J太郎)

 表題は、昔杉作氏がタモリクラブで言ってました。しかし、テポドンは「大砲ドン」という説もあり(違うという説もあるようですがどうなんでしょう)そうだったらそのまんまなのであまり洒落にはなってませんね。
 最近日記を書くテンションがあがりません。というわけでシンプルに(と思ったら長くなった)。
 日刊ゲンダイをたまに買うと前も書きましたが、今日も買いました。ちょっと引用。

漏れ伝わってくる金正日の狂気の言動、異様な素顔には耳を疑う。金正日の料理人を13年間努め、「核と女を愛した将軍様」を著した藤本健二氏の証言は生々しい。
「ある日の宴会では喜び組に『服を全部脱げ』と命令していました。4人の女性がパンツまで脱いで全裸になると、同席していた幹部らに『一緒に踊れ』と言った。それで、みんなでディスコ風のダンスを踊っていました。」
日刊ゲンダイ7月8日付1面)

彼女たち〔喜び組〕は性の喜びを与える「満足組」、マッサージをする「幸福組」、歌や踊りでもてなす「歌舞組」に分かれていて、総勢2000人もいるという。(2面)

 まったく、とんだエロオヤジですな。では次は29面からの引用。

いまヤッてる最中。団地のお向かいの奥サンと、だ。奥さんのダンナは出勤中。自分の妻はパートで夜まで帰ってこない。(……)それにしても向かいの奥さんは極上オマ×コだ。(以下自粛)
宇能鴻一郎 画・村上豊「女界万華教」近所の浮気奥さん5

仕事とはいえ、すてきな人がお客さまだと、ときめいちゃいます。健吾さん(26歳)がいらした時がまさにその時。「うわぁ、ラッキー」って思うほどイケメンでした。(……)いつもより丁寧に、かつエロさは3割り増し。(以下自粛)
「現役デリヘル嬢あかねちゃんのビックリ告白!!」その9 四つんばいイケメン男

 じゃあこんどはちょっと別の本に載っていた、耳を疑うような異様な光景です。

にやけた薄笑いを浮かべたスーツ姿の中年男性たちが、ざっと百三十人ほども集まってきた。彼らに囲まれるようにして、揃いのトレーナーに身を包んだ若い女性が十八人。股下数センチのキュロット姿も見える。「4部対抗 夜の大運動会」と書かれた見事な墨文字が、ステージに躍っていた。
 一九九九年十二月十七日、午後六時。東京・千代田区にあるオフィスビルの大ホールで、大手不動産会社・住友不動産が、”運動会”スタイルの大忘年会を開催した。
「皆さん、今年一年お疲れさまでした。今夜は思う存分楽しんでください」(……)
「それではお待ちかね、ラブラブ・パン食いきょーそー!」
「待ってましたあ!」
 ラブラブ・パン食い競争とは、男女が二人三脚よろしく片足ずつを結びつけ、肩を組み体を密着させておいて、一つのパンを両側から食べていくというゲームである。最後には口と口とが超接近することになるわけだ。(……)続いて、男性三人と女性二人のチームによる「恐怖のムカデ競争」(……)「愛の一本足リレー」(……)さらにまた、”競技”中の女性を捉えたポラロイド写真を競りにかけた「オークション」……。
 夜九時近くまで続いた住友不動産「夜の大運動会」の主催は人事部、男性の参加者は手伝いの若手を除くと全員が部長代理以上の幹部社員。会社ぐるみのセクシャル・ハラスメント大会だった。(……)「(……)彼女たちだって、好きで参加したわけじゃない。ほとんどは派遣社員なんです。人事部の要請を断れば、いつ斬首されるかもわからない、不安定な立場。会社はそんな弱みにつけ込んだんですよ」(斎藤貴男『機会不平等』p74-6)
 大手人材派遣会社「テンプスタッフ」(本社東京、篠原欣子社長)に登録された女性派遣スタッフ九万人分のリストが流出し、インターネット上で販売された。九七年暮れからよく九八年にかけてのことである。リストにはスタッフたちの氏名や住所、スキル(技能)に関わる個人情報だけでなく、容姿についてのABC三段階評価までが含まれていた。(……)
A「華があり、すれ違ったとき、『あ、美人だな』と思うような人(受付向き)」。B「普通」。C「ちょっと」。
(同書p86-7)

 うわー!日本には金正日がいっぱい☆ですね!ていうか、金正日もビックリ、ですね。