ヘイトスピーチは意見ではない(サルトル)

杉田水脈氏が旧ツイッターにこういう投稿をしたそうです。

世間には特権が「ある」という人と「無い」という人、両方が存在します。であるならば、両方の意見を開陳する機会は均等に確保されるべきです。
「特権がある」という意見を「ヘイトの扇動」と決め付け、黙らせようとする報道機関があることに大変驚いています。

https://x.com/miosugita/status/1723303873992093968?s=20

サルトルは『ユダヤ人』(岩波新書、p.4(一部訳語改変))でこう書いています。

意見を持つということも、政府のワイン醸造政策についてでもあったら、まだ承認出来ないこともない。(……)これに反して、明示的に特定の個人を対象とし、その権利を剥奪したり、その生存を脅かしたりしかねない一主義を、意見などと呼ぶことは、わたしには出来ない。

 今これ貼らなくていつ貼る、という感じですね…。

サルトルユダヤ人』


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