もともとDIYが趣味とかでは全然なかったのですが、最近ときどきそれっぽいことをやっています。リビングのテーブルの改造は結構うまく行ったような気がするのでブログに書いてみます。
カラーシートで天板リフォーム
最初の改造は数年前にさかのぼります。引っ越して以来5年以上使っていたリビングのダークブラウンのテーブル(ニッセンの通販で、椅子とセットで1万5千円ぐらい)の表面がひどいことになっていました。傷も結構ついていたし、サイフォンでコーヒーを作ったとき、アルコールランプの底面にアルコールがついていたらしく、輪染みのように白く色が抜けてしまい、その部分を黒いマジックで塗ってごまかしていました。ランチョンマットをおいて隠していましたが、なんとかしたい、とずっと思っていました。ニスを塗り直す方法とかもネットで調べたのですが、まず紙ヤスリで古いニスを落として……など、その他も敷居が高くてこりゃ無理だな、とあきらめました。そこで考えたのが、カラーシートを貼るという方法です。ネットで、リンテックというメーカーのPAROIパロアPWO-713というシートを買いました。10センチ単位で売ってましたが、1メートルで2900円でした。現物を見ずに買ったので不安でしたが、届いてみたら、いい感じでした。というわけで、貼った結果がこれです。
ビフォーの写真がなくアフターだけなのでなんともですが、うまくリフォームできました。
裏は、こんなふうに折り返しています。
座面リフォーム
あと、ついでにいうと、イスの座面も5年ぐらい前に張り替えています。ネットで探して、座面を外して送ると似た色のシートに張り替えてお繰り返してくれるというサービスを使いました。椅子の張替え修理のアイランド 全国対応で【1300円!】後払いOK!
二段テーブル化
さて、天板の表面はきれいになったのですが、ありがちなことですが、普段はテーブルの上についいろいろ(リモコンとかティッシュとかDMの類とか…)ものを置いてしまって、乱雑な状態になってしまいます。せっかく表面がきれいでも、これでは意味がありません。前から、テーブルの下に引き出しがあればいいな、と思っていたのですが、引き出しを作るのは相当大変です。
そんなある日、たまたま、Eテレの「又吉直樹のヘウレーカ!」という番組をみていたら、山崎信寿という人の自宅のリビングにあるテーブルに目を奪われました。山崎信寿の椅子の値段と通販は?娘はジャイ子の声優山崎バニラ!【ヘウレーカ】NHKというページの下の方に写真がありますが、いわばテーブルの天板が二重になっていて、下の方の天板にいろいろなものを置いて隠してしまうという仕組みです。テーブルの下に引き出しではなくて棚を作るという感じでしょうか。山崎さんの自宅のテーブルは職人に特注で作ってもらったそうですが、これは、テーブルの下に板をつけるだけだから、引き出しを作るよりも簡単にできるのではないか、とやってみることにしました。以下、空いた時間に少しづつ進めました。
まず、テーブルの下につける大きい板を買いに行きました。しかし、そもそも大きい板というのは意外と売っていない。薄い合板なら大きいのがあるのですが、なんか歪んでしまいそうでやめました。結局、軽くてしっかりしているということで、東急ハンズで、「焼き桐集成材ニス仕上げ」というものの900×300×10(単位はmm)というものを2つ買ってきて、くっつけることにしました。一枚1700円ぐらいだったかな?
山崎さんのテーブルはテーブルの天板と同じ大きさの二段目の天板がついているようですが、それを自作でするには、うちのテーブルの場合構造的に無理っぽいので、テーブルの脚と脚の間の幅よりも小さい横幅の板を天板の下に何らかの方法で固定する、というやり方が簡単かな、と思いました。テーブルの脚と脚の間の幅は570なので、一枚の板をのこぎりで570に切って、2つをくっつけて570×600×10の板を作りました。木工用ボンドと、念の為I字金具(と呼ぶのかな?)で補強しました。
裏面↓
表面↓
これを天板の下にこのように固定する計画です。
↑茶色い部分が今回作った板(二段目の天板)です。
これをどのようにテーブルの下に固定するかが問題で、最初は、切って余った板を使ってテーブルの裏にこのようなものをくっつけ、ここに二段目の天板をねじで固定すればどうか、と思いました。
が、ここまで作ったところでもっといい方法を思いつき、この吊り下げ方式は却下。せっかく固定したのに、はずしました。
あらたにホームセンターに行って、一本200円ぐらいの、900×10×10の木の棒(材質は忘れました)を2本買ってきて、そこにこういう細長いカラーシート
を貼り付けて、黒くしました。
これを、テーブルの脚の内側にネジで固定します。
ここに、二段目の天板を、固定するのではなく、乗せるのですね。すると、この棒がいわばレールになって、その上で板を滑らせることで、スライド式のテーブルになるのではないか。完成したものがこれです。
こういう、二段目のテーブルがスライドするものって、パソコンデスクなどではよくあるやつですけどね。これは、両側から引張出すことができます。
ただ、これ、「レール」の上に板を乗っけているだけでは、真っ直ぐにスライドしないので、引っかかってしまいます。というわけで、板の裏に、切って余った棒をこのように木工用ボンドで貼り付けました。これが、外側のレールに沿って動くことで、いわばガイドのようになる、という仕組みです。
↓下から見るとこうなります。
↓横から見るとこういうことです。
↓下から撮影した動画です。
まあ、これでもちょっと引っかかったりもするのですが、十分満足するものができました。