中東問題を扱う西側メディアの規則

http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/2006_Rules_of_the_Western_Media.html
↓は、上のサイトからの転載です。

中東問題を扱う西側メディアの規則

 規則1: 中東においては、最初に攻撃するのは常にアラブ側であり、自衛するのはいつもイスラエルである。これは「報復」と呼ばれる。

 規則2: パレスチナ人であれレバノン人であれ、アラブ人がイスラエル人を殺すのは許されない。これは「テロ」と呼ばれる。

 規則3: イスラエルはアラブの市民を殺す権利を有しており、これは「自衛」と呼ばれるか、このところでは「付随的被害」(軍事行動に伴う市民の被害)と呼ばれる。

 規則4: イスラエルがあまりに多くの市民を殺すと、西側世界は節度を求める。これは「国際社会の反応」と呼ばれる。

 規則5: パレスチナ人とレバノン人は、限られた人数であっても、あるいは1人か2人であっても、イスラエル軍人を捕虜にする権利を有しない。

 規則6: イスラエルは彼らが望むだけのパレスチナ人を捕獲する権利を有している。(パレスチナ人だと1日に1万人であってもよく、そのうち300人は子どもでもよい。レバノン人だと1日に1000人が裁判もなしに拘束される)。なんらの制約もなく、罪を証明する必要も裁判もない。それはすべて魔法の言葉、「テロ」という言葉だけが必要とされる。

 規則7: 「ヒズボラ」と言うときには、常に、「シリアとイランに支援されている」と付けたさなければならない。

 規則8: 「イスラエル」と言うときには、「米国、英国、その他の欧州諸国に支援される」と言ってはならない。人々はそれを平等でないと考えるかもしれないからだ。

 規則9: イスラエルに関しては、「占領された領土」、「国連決議」、「ジュネーブ条約」という言葉に触れてはならない。それはフォックス・ニュースの視聴者を困惑させかねない。

 規則10: イスラエル人はアラブ人より英語をじょうずに話す。イスラエル人にできるだけ多くを話させる理由はここにある。そのため彼らは規則1から規則9までを説明することができる。これが「公正なジャーナリズム」と呼ばれる。

 規則11: もしこれらの規則に同意しないならば、あるいは、もしイスラエル側よりアラブ側を好むのであれば、ひじょうに危険な反ユダヤ人に違いない。もし率直な見解を表明するなら、君は公式に謝罪しなければならないかもしれない。