2005-01-01から1年間の記事一覧

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自分語り

というわけで、忙しかったのが少し余裕ができたので、先送りにしていたことを少しずつ書いていこうと思います。スローブログ宣言!posted with 簡単リンクくん at 2006. 8.21鈴木 芳樹著技術評論社 (2005.7)通常2-3日以内に発送します。オンライン書店ビーケ…

アジールとしてのネット

もう一つ。私は「メンヘル系」のサイトを見にいったことはまったくありませんが、たぶん、rir6氏が言うように、リアルな世界での「公共なるもの」に苦しめられている人々にとって、ネットはアジール*1のような役割を果たしているのだろうな、と思います。ネ…

パブリックとプライベート

公共性という話は、いろいろな話が絡まってきて私の手に負えなくなります(笑)*1 が、突っ込まれること覚悟でとりあえずもう少し考えてみます。近代的な公共空間なるものの成立は、私的(プライベート)な空間の成立と表裏なわけですが、考えてみれば、「メ…

モヒカソ族と野宿者襲撃

他の例にたとえるのはあまりよくないのかもしれませんが、こういうことを考えてみました。例えば、野宿者(ホームレス)の人々に対して、「公共の空間を違法に占拠している」という非難がしばしばなされることはかつて書きました。ところで、ご存知のように…

表現の自由

というわけで、実はこの「論争」のポイントは、そもそも「無断リンク」というところにはなくて、「表現の自由」「学問の自由」というところにあるのだと思う。id:NakanishiBさんのコメントの この論争自体については、研究者が「学問の自由」をここまで錦の…

ハンドワックス

で、足が速そうなので今の内に言っておきますが(あるいは絶対もう誰か言ってそうな気もしますが、あえて調べずに書きます)、私、モニター上で「ハンドアックス」ていうのを見ると、どうしても「ハンドワックス」に読めてしまうんですよ……。手斧ならぬ手垢…

論争

たくさんコメントやトラックバックをいただきました。「そうそう」と思うものも、「やっぱりちょっと誤解されているかな」と思うものもありました。まあ誤解されるような書き方もあったかもしれませんが。 一応はっきりさせておきますが、私は、当たり前です…

罵倒表現の自由?

というわけで、あまり時間がないのですが、とりあえず書いて置かなくてはならないことがもう一つあります。それは、 http://d.hatena.ne.jp/sarutora/20050707#p1 での私の小泉首相への罵倒表現です。 あのタイミングで小泉首相にキレていることに違和感を感…

公共性の名の下に行使されるムラ社会的暴力

id:raheim氏の「メンタルヘルス系サイトに「無断リンク禁止」が多い件について」という文章を批判する、id:rir6氏の「『リンクは絶対に自由だ』のもとで迫害される人々」を読んだ。これを読む限り、私はrir6氏の意見にほぼ全面的に同意できるように思った。 …

テロを支持するもの

コイズミという、名前を書くのもイヤなクサレチンコがいるが、日本の首相をやっているこのクソは、前々からテロを公然と支持していた。こいつは、昨年起きた、多数の民間人が死んだテロへの支持を表明した。アメリカというテロ組織が、2004年4月と11月にイラ…

オブセッション

前回の齋藤孝についての拙文に、団長亭日乗さんからトラックバックをいただきました。ありがとうございました。 「資本主義」のおびえ なぜ、現在、矢継ぎ早に色々な本を出版していずれもがベストセラーになっているこの斉藤孝が、「共産主義」に対する「資…

Book Baton

id:t-b-sさんから渡されたBook Batonです。遅くなってすいません。 持っている本の冊数: 不明……です。かなり多いと思いますが、もちろんほとんど積ん読です。 今読みかけの本or読もうと思っている本: あれ?Music Batonと違って、最近買った本、じゃないの…

身辺雑記

トラックバックを二つもいただいていながら、2週間近く間があいてしまいました。気になってはいたのですが、ちょっといろいろといそがしくて、どうにも落ち着いてここを書く余裕が生まれず、困ってしまいます。きりがないので、とりあえず。

倒産

齋藤氏の上記のコラム、結びの文章は、こうです。 ちなみに、〔モノポリーができた〕三五年の米国といえば、大恐慌からようやく脱しようとしていた時期である。破産して路頭に迷うような生活をしていた人が、なお懲りずに破産ゲームを楽しんでいたわけだ。資…

ボルシェビキー

さて、『週間ダイアモンド』では、齋藤孝氏は「齋藤孝の仕事脳の鍛え方」という連載コラムももっているようです。「仕事脳」というネーミングはさすがにキャッチーだな、と思わせますが、今回は、「勝つか破産か モノポリーで知る 資本主義の本質」と題され…

説得力

先週、某大学の昼休み、図書館の雑誌コーナーで雑誌を見ていたら、満面の笑顔で両手を広げた、明治大学教授齋藤孝氏の写真が表紙の雑誌が目に入りました。普段は読まないその雑誌(『週間ダイヤモンド』)を、思わず手にとってパラパラと読んでみました。私…

サル誕

1905年6月21日にサルトルが生まれた、ということで、それに合わせて、読売新聞で上下二回に分けて「サルトル生誕100年」という特集記事が掲載されました。今日の夕刊の「下」には私のコメントもちょっとだけ乗っています。ちょっと恥ずかしいのですが。*1で…

クソ桶のサル

サルトルが死んだ1980年、『現代思想』誌は「特集=サルトル ある時代の終焉」を発行した(7月号)。この特集には、「特別企画=サルトルの死についてどのようにお考えですか」と題した、吉本隆明をはじめとした各界39人によるサルトルの死に寄せた文章が…

Musical Baton

Musical Baton id:yskszkさんから渡されました。ありがとうございます。光栄です。あんまり考え込むのも格好悪いから、さくっと……と思いつつ、結局思い切り考え込んでいるうちに「『音楽に思い入れのない者、人にあらず』的雰囲気が気持ち悪い」とかいう意見…

偽善者について

まずその前に自分が「偽善者」と言われないように注意したいと思います。(12日コメント欄) いえ、そんな必要はないんじゃないでしょうか。偽善者で何が悪い、と思います。いや、偽善者は、まさに善人なのです。シブさんも言っています*1 だいたいね 日本人の…

殺される人

最近はじめた「はてブ」経由で、Deadletterさんがかつてこのように書いていたことを知りました。via:http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20050611#p1 「J.P.サルトル−A.カミュ論争」で、共産主義に傾倒していくサルトルの「革命」に異議を唱えるカミュ…

虎場

時流に乗ってサイト名を「モンキー&タイガー」に変更することを考え中(ウソ)。ていうかそもそも件のドラマ見たことないんですが。 ところで、先日『希望格差社会』のことを書いた(http://d.hatena.ne.jp/sarutora/20050516#p1)あとで、この本に関して、…

夢見る機会不平等

悪夢のはじまり 汝、神になれ鬼になれposted with 簡単リンクくん at 2006. 8.21諸星 大二郎著集英社 (2004.11)通常2-3日以内に発送します。オンライン書店ビーケーワンで詳細を見る 1974年11月に『週刊少年ジャンプ』誌で発表された諸星大二郎の短編「夢見…

再び『希望格差社会』

『希望格差社会』への批判は、ちょっと単純化しすぎたところがあったと思います。著者は、「やりたいこと」をやろうとするのだけど、結局はたせず、生活が破綻しかかっている人間が増えていることを問題視しているのだと思います。しかも、そう言う人たちは…

愚考じゃなくて愚痴

で、そんな大成功な逆柱さん展示会と比べて、われわれのバンドPROJECT-Hのライブなのですが……開始時間に居たお客さんは、お一方。開始時間を遅らせたのですが、いつまでたってもお客さんは現れず、30分遅れでライブを開始しました。結局、最終的には仕事帰…

ニート漫画家?

仕事以外でめずらしく都心に出かけたのは、逆柱いみり展を見に行ったからです。ビリケン商会http://www.billiken-shokai.co.jp/ というところでやっています。日曜の6時頃行ったのですが、とてもせまいギャラリーで、お客さんは私一人でした。店の人、ない…

ニート画家?

『のだめカンタービレ』最新刊。今回、ムッシュー長田という、新たな登場人物が出てくる。この人はパリののだめと同じアパルトマンの住人なのだが、細かい話はとばして、この長田氏とアパルトマンの管理人(?)のおばさんとの次のような会話が出てくる(ち…

あるフランス人の考え

昨日の話に関連していると思うので、去年まで私がフランス語の個人教授を受けていたフランス人の先生とした議論(?)の話を書いておこうと思います。この先生は30歳前後の男性で、当時日本の大学で生物学の研究員をしていたインテリで、ゲバラを大尊敬し…